きみの家の子ども達は みんな花の名前がつくんだ
確かきみも名前の通り とてもきれいで とても澄んでいた

記憶の中のきみはいつも僕に笑いかけるよ
夏の空に映えていて 風が僕らを吹き抜けるの
飛んでいった麦の きみは帽子を拾いあげて
ついた砂を払って きみは僕に手で差し出すの

水彩画が滲むかのように きみの名前が思い出せない
古い記憶 もう誰も知らない あの子が誰で 何処でどうしているのか

泣き出してしまったんだ 過ぎていった日々を思い出して
取り返せない時間の 重みをやっと理解したんだ
記憶の中のきみは 笑いかけてくれているのに
もう二度と会えないんだ 花の名前のきみが誰なのか

思い出せないんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Watercolor Flowers

閲覧数:69

投稿日:2019/02/24 03:46:36

文字数:304文字

カテゴリ:歌詞

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