死んだ空にポツリ光った星は隕石だ
乗った電車の先、狂った線路が街へ

喚いたって叫んだって、ほら
その声は誰も聞かないんだ

ぐちゃぐちゃになる街を
ランラランと横目にスキップして
腐った世界に降らせた隕石
燃えさかる街を見て笑って

すっと手を翳して邪魔くさい車を吹き飛ばして
宇宙人を迎え、視界に障わるビルを砕いて

全部この手の中
合掌したって変わりゃしねぇよ

惨状逃げ出した人っ子
すっ転んでゾンビに食われてらぁ
戦闘機飛び立った途端
赤い光に撃ち落とされて笑った

まだ足りない
転がる赤い薬莢蹴飛ばし
次の街へ

狂っている間に
君は雲で手紙を書いて
空を飛んで虹を歩いて
亡き母へと運んだ

パッと光って瞑った目
開くと空に羽ばたいて行った
グリフォンの背に跨って
夕に染まる二つの影は天に昇り
見た事ない景色を目の前に
二人見合わせて笑った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「グリフォン」歌詞

閲覧数:533

投稿日:2021/12/11 23:22:35

文字数:379文字

カテゴリ:歌詞

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