【お洒落な妖精編】
 フランジェリムさんはそうでも無かったが、ワカメの国の民は基本的に毎日の様に物凄く服装が変わった。
物凄い勢いで。
そして其の変わり方も物凄かった。
正に其れは言うのであれば、「変身の術」であった。
其の服装の激早の激変わり様についてフランジェリムさんに聞いてみた。
「水系の妖精は、変身が得意よ。特に女性はね。あ、そう言えば言っていなかったかも知らなかったけれど、
ワカメの国、コンブの国の妖精の個々の名前のミドルネームあるでしょ。あれは性別を表しているからね。
ミラコなら、女。ミランなら男だから。覚えておいてね。それは其れとして。誘惑するためよ。服装でね。
まあ、誘惑目的と言うのは除いて置いても、水の中で生きている限り生き物は皆とっても流動的よ」
ふむふむ…よく分からない。
とにかく、変身が得意らしい。
其れは分かった。

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ワカメの国 第九章 正し過ぎた人 畑広美の物語

水は、アーユルヴェーダでは流れの滞りを表す。
しかし、ヨーロッパでは、水は流れを表す。
日本と中国では、流れの在る水は竜とする。
アーユルヴェーダで物事の変化を表すのは、風。
水は、当たり前の流れを表すと私は思います。
※小説「ワカメの国」は現在「KODANSHA BOX-AIR新人賞」に応募中。
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Yahoo!版電子書籍「ワカメの国」は此方
URL:http://blogs.yahoo.co.jp/wakamenokuni
です。

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投稿日:2012/02/14 02:31:50

文字数:375文字

カテゴリ:小説

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