たった葡萄二粒の 原罪さえ背負い込んで
迷宮を彷徨ってら 生まれついての不幸かも

継ぎ接ぎして作ったイカロスの翼広げ
太陽の光に眼が眩んじゃった
記憶喪失の間抜けなアリストテレス

喉を枯らして叫んだ
自我を手繰り寄せた お似合いのエンドロール
春の終わりの匂いに
幻想的な何が見えそう?

胸に飾りのスターマーカー 盲目なティラノサウルス
息を殺して生きている 南南西を後方に歩む

覆面なんかよしなよ 本当は
本物の表情で喋りたい事
喉が支える程あるの知ってるんだよ

最後の晩餐なんて早いさ
ユダの面して食卓をひっくり返す
革命に流れる血を浴びて
真っ赤なワインに酔うのか?

居場所のない夜は寂しくて
壊れたチョークで落書きを始めたんだ
荒野を転がって あるがままなんで
助けは必要がない
狼煙を上げた意味は後からついてくる

喉を枯らして叫んだ
自我を手繰り寄せた お似合いのエンドロール
春の終わりの匂いに
幻想的な何が見えそう?

嗄れたまま震わせた
音程の外れた下手くそな歌
語彙を求めて走った
足りない空白を埋めるためにさ
Cretaceous period

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白亜紀のブルース

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投稿日:2022/06/01 08:26:00

文字数:489文字

カテゴリ:歌詞

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