夢ならいい　目を覚まして思う
まだその声　胸の奥にある

手のひらの中　握り締めていた
同じ思い　同じ未来
今は街の何処を見ても　見つからないよ

真夏の雨　見上げた頬を叩いて流れ
零れた滴が足元砕けて
心の中に広がってく波紋(noise)

泣いて　泣いて
すべてを忘れてしまえるなら
この痛みだけを消して
懐かしく思い出せる様にして



街路樹揺れ　光る緑の風
アスファルトの焼けるにおい越えて
潮騒響く　澄み渡った空
はしゃぎあって　笑いあった
今は誰が同じ海で　波と戯ぶの

真夏の雨　突然降り出し　霞む街で
見えないシグナル　止まらない車
ガードレールに飛ばされた携帯

何故　何故　あの時そんなに急いでたの
私ならいつもの様に
拗ねたふりで「遅いよ」って笑うのに



君が大事にしてたバイク
もう動かないんだね



真夏の雨　見上げた頬を叩いて流れ
零れた滴が足元砕けて
心の中に広がってく波紋(noise)

泣いて　泣いて
すべてを忘れてしまえるなら
この痛みだけを消して
懐かしく思い出せる様にして





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