「できることならば・・・」　　　　　　　ｂｙＫＡＩＴＯ

風が吹く　この街は
何時かの思い出の　たくさん詰まった思い出の街

光溢れる　この家は
初めて君と出会った　想いが詰まった場所

空高い　この道は
君とたくさん　歩いた道

雪が降る　この野原は
一緒に楽しく　歌ったトコロ

楽しかった思い出は
いつまでも消えることなく　僕の心に刻まれて

つらかったあの過去は
君と過ごした日々で　埋もれていったよ

ただ、少し、僕は悪い子だった
歌を歌うことは大好きなのに
君のことも、大好きだったのに・・・

「できることならば・・・」
僕はまた、生まれ変わって
君のそばに良い子として　生きていたいよ
「できることならば・・・」
僕はまた、生まれ変わって
大好きな人と一緒に　大好きな歌を歌っていたいよ

走るんだ　この道を
君の家に　続いているこの道を

守るんだ　この声を
僕の歌を　聞いてくれる人がいる限り

変えるんだ　この時を
ずっと君と　いるために

歌うんだ　この歌を
僕のために　君が作ってくれたこの歌を

ただ、少し、僕は不良品だった
歌うことはできたはずなのに
歌うことを拒んでたんだ

「できることならば・・・」
僕はそこに、帰りたいよ
帰って君の　そばで歌っていたいよ
「できることならば・・・」
僕はここで、眠りたいよ
もしこの灯が消える時が来たならば　君のそばで眠りにつきたいよ

「できることならば・・・」
僕はまた、生まれ変わって
君のそばに良い子として　生きていたいよ
「できることならば・・・」
僕はまた、生まれ変わって
大好きな人と一緒に　大好きな歌を歌っていたいよ

でもきっと、それはもう、無理なことだから
僕はここで、一人寂しく、歌い続けるよ。