A1
君と交わす「おはよう」はもう無いこと
君の嫌いなところなんて実は無かったこと
誰と居てもこれからはずっとひとりだってこと
そう何にも無いってこと 何も 何も
S1
だから「何も信じない!」なんて叫んで
ガイガー=ミュラー振り翳したんだ
「もう要らない」って言われたんだって
また花を買ってようやく気づいたよ
B1
君の血を舐めたかった 光るほど枕木に染みた
君の血を舐めたかった バラストの下に溜まった
A2
自分のじゃない筈の君だって
誰にも取られたくなかったってこと
君以外の誰も代わりにならないってこと
君は僕の手を握らないこと 嫌だよ 嫌だよ
S2
だから「もう放っておいて!」なんて叫んで
オリエンタルリリー踏み潰したんだ
「君も嫌いだ」って意味だったって
蝉の鳴く墓地で知ってしまったよ
B2
君の腕を掴みたかった 一瞬 それからの一生
一緒にいたかった どんな君でも僕はよかった
S3
だけど「どうか行かないで!」なんて叫んで
ラージャスターン駆け抜けていくよ
「君が全てだ」って追い付けたんなら
ふたり無になったって構わない
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