『ひまわり』
ひまわりがさいている
どこまでも どこまでも
青い空 つづいてゆく
どこまでもどこまでも

誰もいない電車に揺られ
僕は窓の外を見ている
過ぎていった 遠い記憶
愛しい人たち

壊れた腕時計と
読み飽きた小説と
鼻歌のリフレイン
線路の音 繰り返す

同じような 日々が続く
当たり前と思ってた
ささやかな毎日

ある日突然 僕等の街が
炎に包まれて
見慣れた 町並みは
瓦礫になってた
泣き叫ぶ人の群れに
ただ僕は立ち尽くす

閉じた目を 開けてみる
まだ雪が降ってる
凍えた体と 消えていく痛み

朽ち果てた体がいつか
あのひまわりになるのだろう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひまわり

閲覧数:89

投稿日:2022/03/06 04:09:48

文字数:282文字

カテゴリ:歌詞

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