またこの季節が来たよ
君の好きな この季節が
ずっと待ち望んでいたよ
君がまた 僕の手を握ることを
だけど その想いは
けして 神様に 届くことは 無くて
一人 ただ 泣き叫んだ
芝桜の花が舞い上がる
君の元へ 僕の心へ
いついつまでも瞳に映って
君の影と 僕の想いよ
ずっと 舞い踊って
またこの道を歩く
君と二人で 歩んだ道を
ずっと廻り返しているよ
君をまた 確かめる為に
けれど その想いは
ただの 幻想で 空想で 虚しくて
花を 空へ 解き放った
芝桜の花が舞い吹雪く
天を駆け 地を走り抜け
いくいくつもの想いよ届け
君の言葉と 僕の決意よ
また 舞い乱れて
一瞬過ぎた 想い出達が
何度も 何度も 僕に釘を打つ
それでも それでも 一度だけで良い
儚い 君の姿を ただ
芝桜の花が舞い流れる
二人の胸が 共鳴する
君の場所へ 風の如く
ただ君を 抱きしめる為
君の世界と 僕の世界が
交差する
芝桜の花が咲き誇る
君の傍で 僕の傍で
いつかまた 君に会えると
君の笑顔と 僕の心に
そっと 誓って
(抱きしめた 君の温もり
君は一粒の 雫を流して
咲き乱れる 花と供に
同化して 融けて逝く
「 」そっと 囁き
僕の手に残った 者は
一片の花弁だった___。)
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