憂いの絶えぬ世の中よ
先の見えない毎日よ
気の持ちようでは片づけられぬ
悩み苦しみが押し寄せて

自分が運良く今のところは
平穏に過ごせていたって
知らないふりではいられない
僕には何ができるだろう

憂き世の民に覆ふかな
わが立つ杣に墨染めの袖
身の程知らずに願うんだ
この手で世界を救いたい


俯く日々に慣れないで
沈む日々を受け入れないで
変えていけると期待しようよ
変えていこうと望もうよ

夢物語と逃げないで
理想を描いて掲げよう
最初の一歩を踏み締めて
僕は今ここに歩み出す

憂き世の民に覆ふかな
わが立つ杣に墨染めの袖
身の程知らずに願うんだ
この手でみんなを救いたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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95.身の程知らずな願い事

おほけなく憂き世の民に覆ふかなわが立つ杣に墨染めの袖(前大僧正慈円)

※「ノベルアップ+」及び個人サイト「篝火」でも公開中。

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投稿日:2022/01/20 18:25:47

文字数:293文字

カテゴリ:歌詞

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