白く覆う雲に
濁りが一つ翼を広げてる
むらも濁りもない
空を指すように飛び去って

君に見えるかな
あの曇天の先の
頭を突き抜けるような
足元が消え失せたような


手を引いて
砂利道の上
先を行く僕が君の道

踏み外し
足を無くせど
この先を行く僕こそが道



水を帯びた眼差し
溢れ出した粒は頬をなぞって
死に絶えたこの胸に
無意識に痛みを与えてる

君に見えるかな
僕のあの日の答え
持ち上げて落とすような
生返事のその先の先


手を引いて
砂利道の上
先を行く僕が君の道

踏み外し
指針無くせど
この先を行く僕こそが道



見なくていい
聞かなくていいよ
目と耳を塞いで
君はまだ知らなくていい
この旅の果ての
その名前を



手を引いて
砂利道の上
先を行く僕が君の道

踏み外し
足を無くせど
この先を行く僕こそが道

手を引いて
砂利道の上
道の途切れが怖いのなら

ここからは
終わりの話は
君にはもう紡がないよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

空ノ奈落

閲覧数:58

投稿日:2012/03/11 13:04:43

文字数:422文字

カテゴリ:歌詞

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