遙か雨


小夜時雨が響く夜更けに
砂時計は止まる
いつかくれた 言の葉ひとつ
今も胸を巡る

風に舞う光は 重さを捨てて
ひらひら昇る 空の彼方へ

雨雲に閉ざされた私の世界
君の面影 浮かべて
何度も何度も 名前呼んだ
雨垂れの隙間に

君が見えない


幾夜過ぎて その度泣いて
星の消えた夜空

儚い微笑を刻んだ心
帰らぬ日々に想いを馳せて


何度も何度も 君を呼ぶよ
この声が枯れても

君のもとへ届かないと知りながら
それでも空へ 叫んで
必死に伸ばした腕は まるで
短くて 足りない


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さよしぐれがひびくよふけに
すなどけいはとまる
いつかくれた ことのはひとつ
いまもむねをめぐる

かぜにまうひかりは おもさをすてて
ひらひらのぼる そらのかなたへ

あまぐもにとざされたわたしのせかい
きみのおもかげ うかべて
なんどもなんども なまえよんだ
あまだれのすきまに

きみがみえない


いくよすぎて そのたびないて
ほしのきえたよぞら

はかないほほえみをきざんだこころ
かえらぬひびにおもいをはせて


なんどもなんども きみをよぶよ
このこえがかれても

きみのもとへとどかないとしりながら
それでもそらへ さけんで
ひっしにのばしたうでは まるで
みじかくて たりない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

■遙か雨

raiderさんの タイトル未定 【歌詞募集】 11/24〆切 への応募作です。

http://piapro.jp/t/6IQe

@歌詞について
書けば書くほど和風から遠ざかっていくorz
少しでも良いとのことで単語にそれらしいものを入れて、このような形になりました。

閲覧数:166

投稿日:2014/11/22 16:31:46

文字数:585文字

カテゴリ:歌詞

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