汚れた沙汰の行く末に、
刹那のまどろみを。
心の芯、朱色に染まって、
空で嘲る、群青背負っていた。
初夏。昼下がり。
報われない本当の願いが
夢か現か、寝てか覚めてか、
彷徨、漂浪、繰り返す。
淡紅色咲く八重桜、
鬱々と、見上げれば空。
群雲覆い隠し、鉛色。
嗚呼、ぬるいつぶて背中叩く。
さあ、五月雨、我の身を濡らし、
咎で浸し、
業を流して欲しい。
汚れた沙汰の行く末に、
刹那のまどろみを。
うつろう陽が 緋色に染まって、
酷く平らな、水面に沈んでいった。
目下。暮れ合い刻。
相入れない浮世と己が
嘘か誠か、自問重ねて、
劣等、上等、頭(かぶり)振る。
夕闇に白く山法師、
粛々と、見上げれば空。
群雲覆い隠す、藍錆色。
嗚呼、ぬるいつぶて背中叩く。
さあ、五月雨、我の身を濡らし、
紫電放ち、
闇を流して欲しい。
汚れた沙汰の行く末に、
刹那のまどろみを。
泣き疲れ、引き摺る宵に、
ゆるり、浮かぶあの朧月。
明ける今日、捨てた昨日も、
全て忘れ、消えてゆきたい。
なあ、五月雨、暁を濡らし、
影を溶かし、
我を照らして欲しい。
汚れた此の手を道連れに、
刹那のまどろみを。
さあ、五月雨、我の身を濡らし、
咎で浸し、
業を流して欲しい。
汚れた沙汰の行く末に、
刹那のまどろみを。
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