砂漠

目的地もなく行き交う砂の群れ
色のない空に色のない虹を描いている

目にする総てが亡霊のように
容姿も見せずに足音が響く

キャラバンは進む 遠く オアシスを目指して
君は象の背中の上 寝息を立てている

不自然に立つ信号機が目障りだ
赤 青 明滅するそれに立ち止まる

言葉の代わりに手に入れた影は
屍のように息を潜めて

キャラバンは進む 飛び交う電波を避けながら
君は象の背中の上 夢に落っこちた

赤の他人にもそこまで言えはしない
そんな言葉だけ脳に貯まっていく

目にする総てが亡霊のようだ
容姿を失くして そこにあるだけ

キャラバンは進む 遠く 幻を目指して
君は象の背中の上 寝息も立てずに

往け 何処まででも 朽ち果てたままで
失くしたものさえ忘れたことにして

明滅する色 赤 青 只の色
総てを捨て去り何処まででも往け

ライセンス

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砂漠 (歌詞)

砂漠という曲の歌詞です。

閲覧数:107

投稿日:2016/09/28 19:27:47

文字数:375文字

カテゴリ:歌詞

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