私が辿る航海は
必ずしも
追い風が吹いて
いたわけではない
それでも
あなたがいたから僕たちは
ここまで来ることができた
なんて言われると
ちょっとこそばゆいかもね
「悔しさで涙する
そんな時支えになった」
そんなこと言ってくれたのは
大切な君だった
絶え間なく生まれ
歩んだ二十年は
星の数のように
音が満ちる大海で
見送る背中も
多くありましたが
此処に歌いましょう
果てまで届く祈りの歌を
静かな鼓動が
水底で揺れる
閉じた縁の影
彼は誰に融ける
たとえ伸ばしたこの手が
波に阻まれるとしても
君と歩む世界なら
この道は誰にも──
我ラガ今マデ与エタ物語ハ
其々違ウ熱ヲ帯ビテ
世ニ放タレタ
サレド大切ナ君ヲ思ツテ作ル
其レハ変ワラナイ
我等ノ意志ヲ今此処ニ
絶え間なく生まれ
歩んだ二十年は
星の数のように
音が満ちる大海で
繋いだ縁も
多くありましたね
過去もこれからも
果てまで続かせる
此の歌を
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