実はもう始まってんだ
聞こえないフリ見ないフリって
逃げもしないで　立ち止まってるだけ

実はもう分かってんだ
何をすべきかなんて事は
分かってるんだ
そう　分かってるだけ

いつのまにかひとり

手を伸ばすだけじゃ掴めない
一歩踏み出す勇気もない
こんな駄目な奴のためなんかに
振り向く人なんていやしない

あーあ

多分もう終わったんだ
僕はここにはもういないって
言われたんだ　誰か言ったんだ

「だれがいったんだい？」

耳を塞いでも聞こえる
この声は僕の声だって
分かっていた　ああ　分かっていたよ
いちいち教えないでくれよ

僕と僕の傷の舐め合い
仕方ないだろ　ひとりぼっち
傷をつけるのも僕自身
仕方ないだろ　ひとりぼっち

「そういう言い訳大嫌い」

目を開いたら君がいた
真っ直ぐに僕を睨みつけた
そんな事言われても知らないよ
僕だって君なんか嫌いだよ