真っ直ぐに伸びてゆく
先へも記憶までも
この線路は誰がもたらしたものなの?
轍を刻めないほどに
頑なな未来
立ち尽くせはしない
突き進むことも今なら
少し遠慮したい
乾いた風が香る
物語の行き先はただありふれた
幸せの形をした抜け殻なんだ
塗り固めてごまかすのは
設えた嘘と不条理な道徳
捨てられた空気の中で
生かされた幻想
生命の執縛
砂上のレールを
どこまで辿って征くのだろう?
それでも歩き疲れた時間の中に
過ごした想い出という
いくらにもならないガラクタ
オレンジと白に車輪は火花を散らして
幸せへのレールの歪みに気付いた
いつの間にか時間かけて
幸せの磁極はズレた場所にある
日差しの先、宇宙の果て
足枷をほどいてレールから抜け出せ
あたり広がるのは
どこまでも続く砂漠
水はまだある
空気薄れ失くなる前に
生きることは
平和な死に場所を大事に飾ることじゃなくて
過去さえ振り切って鼓動を
高く響かせること
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歌詞設定作品1
オススメ作品
おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
6.
出来損ない。落ちこぼれ。無能。
無遠慮に向けられる失望の目。遠くから聞こえてくる嘲笑。それらに対して何の抵抗もできない自分自身の無力感。
小さい頃の思い出は、真っ暗で冷たいばかりだ。
大道芸人や手品師たちが集まる街の広場で、私は毎日歌っていた。
だけど、誰も私の歌なんて聞いてくれなかった。
「...オズと恋するミュータント(後篇)
時給310円
かけだした勢いのまま
欠けてしまった踵
片方だけのハイヒール
片手に担いでフラつく
つんのめって
これ飲めって?
踏んだり蹴ったり
つんざき滅多刺し
あぁ徒労が口からあふれてゆく
握りしめた手に血は通わず...ローハイヒール
音海洋湯
ずっと見ないふりしてた現実
でも自由になれる場所が少なくなっていたから
スペース無駄にしたくない
いつか役立つ時が来ると思ってた
そんな幻にとらわれ放置されてたガラクタたち
タンスや棚の奥に押し込まれて
でも確実にそこにあったんだ
いつかやらないとダメなんだから
自分でやるしかないんだから
心もお部...Tidy Up
ケンジアライブ
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
ミ「ふわぁぁ(あくび)。グミちゃ〜ん、おはよぉ……。あれ?グミちゃん?おーいグミちゃん?どこ行ったん……ん?置き手紙?と家の鍵?」
ミクちゃんへ
用事があるから先にミクちゃんの家に行ってます。朝ごはんもこっちで用意してるから、起きたらこっちにきてね。
GUMIより
ミ「用事?ってなんだろ。起こしてく...記憶の歌姫のページ(16歳×16th当日)
漆黒の王子
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