春 それは夢見る季節
春 誰もが華開く季節
春 ただ彼方を待つ季節

紅い 紅い 私は華椿姫
美しき生涯は短し
麗らかな陽射し浴びて
汝の為に輝かん

長い 長い 刻の中
丸い 丸い 蕾の中で
彼方に会うのが楽しみだった

咲き乱れる私は華椿姫
和を司るものなりけり
我が命よ 尊くあれ

翻すは裾 棚引くは雲
散るは椿 あぁ椿
桜も美しいけれど
私を 私を 忘れないで

儚くても 夢のようでも
私は私でいれるのならば
貴方以外に何を望むでしょう

あぁ 華椿姫
そぅ貴方の華椿姫

冷たい冬の雪のようなこの世界で
春の陽射しの如く現れた貴方
太陽と月のようでも構わない
ただ ただ 側にいてほしい
そんな願いが空に消え
星となったのかもしれないと

咲き誇る私は華椿姫
和を彩るものなるけり
我が生涯よ 美しくあれ

紅い 紅い 私は華椿姫
紅い 紅い 明日は貴方の中で
深い 深い 夜の底まで
ずっと ずっと 二人のままで

紅い 紅い 私は華椿姫
蒼い 蒼い 天の果てまで
翠い 翠い 森の奥まで

春それは恋の季節
春それは貴方と私の季節

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華椿姫



歌詞の種です。
メロディーや文字数合わせなどをガン無視していた頃に作ったので、そこらへんはお気になさらず…

少し和風な言葉にハマっていた頃のものです。

椿の擬人化のようなものでしょうか…

想いを寄せるは、決して実らぬ恋。
寒さの凍えを溶かすように、春はやってくる。


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投稿日:2012/05/28 07:48:01

文字数:522文字

カテゴリ:歌詞

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