-Aメロ-
モノクロの街　ひとりの私

駆け抜けた先にあったのは　ゆっくり差し伸べられた君の手　
白くて冷たい　大好きな君の手

私ひとりじゃ前へ歩けないから　君が私の腕を引いて
「どこに行きたい？」
…どこでもいいよ
「何したい？」
…君といたいの

そうだ　一緒に行こうよ　モノクロの遊園地(ドリーム・パーク)
空が黒くなるまで　ずっといようよ

遊園地(ここ)は街で唯一　彩られた場所


-サビ-
夢うつつの中さまよい続けて　
『どうか　この夢が覚めませんように』

「メリーゴランドに乗ろうか」　豪奢な飾りがとっても綺麗ね
「お化け屋敷入ってみる？」　真っ黒だから嫌よ
「アイス買ってあげるよ」　ピンクのいちご味がいいな


『覚めたら　また　モノクロに　戻っちゃうから』


-Aメロ-
モノクロの街　ひとりの僕

ずっと待っていた　手を伸ばして　それを初めて取ったのは君
空っぽのようで　すべてを映してる瞳(め)

僕はひとりで歩きたくないから　君と共にユートピアへ
「どこに行こうか？」
…どこでもいいよ
「何したいの？」
…君といたい

そうだ　一緒に行こうか　寂れた遊園地(ドリーム・パーク)
誰かが来るまで　ずっといようよ

遊園地(ここ)は街で唯一　二人きりの場所


-サビ-
夢うつつの中　さまよい続けて
『どうか　この夢が覚めませんように』

「メリーゴーランドに乗ろうよ」　ちゃんとつかまっててよ
「お化け屋敷は？」　はぐれたら嫌だよ
「アイス買ってあげるね」　二人で一緒に食べよう


『覚めたら　また　独りに　戻っちゃうから』



-Cメロ-
(L)少女はその瞳(め)に　モノクロだけが宿った
(R)少年はその身に　孤独だけを与えられた

やがて二人は夢から覚め　モノクロの街にひとりで戻っていく


(Lハモリ)　僕は　君と　ずっといっしょにいたかったんだ
(Rハモリ)　私は　君と　ずっといっしょにいたかったの

(L)　君はなぜ　僕のもとに来たの
(R)　君の手　本当は何色なのかな

今はわからないけれど



この街のどこかで　

もう一度会えるのならば

今度は永遠(とわ)の夢を見ようね