聞きなれた声で目を開ける
見向きもされないなんて
初めてでわからなくて
透ける音色が響く

って音に窓を見れば
泣いてる君を反射して
陰る心が理解する
やっぱ考えるのはよそう

崩れてく見えないもの
壊れてく残像も
受け止めきれずにただ刻まれる
痛み気づいてるのに

ごめんね なにもできなくて
情けない 君を傷つけたの
ごめんね 言わなきゃいけない言葉
音が消える

見慣れた色に目を向ける
いつか約束した場所
水平線の先に
透ける世界が見える

モノクローム侵食した褪せた光続く空気
脅かされ惑わされ阻害され疎外された
そして地へと還れなんて
素直じゃない自分なんて
言うなよそんなこと伝わるよそれも
会得したつもりも無い読唇術なんてものは
蝕むだけの被害妄想を増幅させるだけ
逃亡したくなるReal
嘔吐したくなるシラフ
フローラルすら分からなくなる
届くのに透かすfivesenses

傾いてく見慣れたもの
倒れてく造形も
塞き止めきれずにただ溢れてく
居たいだけなのに

ごめんね なにもできなくて
情けない 僕の決意が
ごめんね 見て欲しい誓いの結晶
色が消える

ごめんね なにもできなくて
情けない 君を傷つけたの
ごめんね 言わなきゃいけない言葉
音が 色が 世界が

ごめんね
ありがとう 1番近くで
見守ってくれた 大好きな人
もういいよ 1番信頼してる君だから
大丈夫 辛さは半分こ

透過色の下
花の香り
抜ける風音
懐かしくて
笑みが落ちる
最後に触れた
36度
またね そして 生きる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

心因性透過色 歌詞

「心因性透過色」
music:夜影咲
illustration:古城江理香

閲覧数:40

投稿日:2023/03/16 23:41:34

文字数:660文字

カテゴリ:歌詞

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