メモリーズ

優しい風が フッと フッと 囁いて
ひねくれ者は 俯きがちで

大切なのに 破り続けた
約束の欠片が零れそうで

あなたの微笑は いつだって輝いて
私の眼には 眩しすぎたの

触れてみたくて だけど怖くて
躊躇う指先が滲んでいく

捨てきれずにいるプライドが
私の歩幅を狭くして
取り残された心と今日も抱き合うの
バラバラになった思い出を
一つひとつ繋いで
広げていけば 追いつけるのかな?

涙の音を ギュッと ギュッと 閉じ込めて
空へ放つの もう届かないけど

何度も聴いた あの日のメロディ
いつからか口ずさめないままでいるの

強がることが正しさなら
私はとっくに優等生
取り繕った心で今日も欺くの
ハラハラと散った思い出を
両手いっぱい掬って
覗き込んだら あなたに逢えるかな?

涙の跡を そっと そっと 撫でてわかったんだ

素直でいたいと願うから
(あなたに伝えたい)
傍に居たいと望むから
(あなたを感じたい)
苦しみを伴うとしても 暖かな光が
私の進むべき道を照らしてくれる

捨てきれずにいたプライドを
受け入れてくれたあなたが
ずっと この胸の奥 笑っているから
それぞれ誓った幸せを
この先何年経っても
忘れないように 歩いていくよ

ボロボロになった思い出も
一つひとつが未来
愛を込めて守るよ 新たな心で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

メモリーズ

オリジナル曲『メモリーズ』の歌詞です。

閲覧数:104

投稿日:2018/12/20 17:07:52

文字数:575文字

カテゴリ:歌詞

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