A1
凛 氷のように 突き刺す視線 息も出来ないままに
ただ 追いかけていく 大切なもの 取り戻すため
未 伸ばした腕は 振り払われて 祈りも届かない こ
ころ 傲慢なまま 君のことばを 繰り返した

B1
全てが解けた今
僕の懺悔を聞いて欲しい
涙も流せない
溢れる絶望 君が笑うまで

S1
真実を知らないでいても 命はひとつで
過ちにすら 気付かぬまま 笑顔でいれたね
しんしんと降り積もるよ 憎しみは強く
僕のこころに 刻み付ける 冷たい現実

A2
未 果たせぬ夢に 無慈悲な世界 這いつくばったまま 出
逢った 僕らの夢は きっと叶うと 信じていた

B2
神様がいるなら
僕の願いを聞いて欲しい
多くは望まない
卑しきこの身に 恵みを一切れ

S2
聖なる歌が鳴り響くよ 凍てついた空へ
孤独な胸に 束の間だけ 安らぎ残して
君のいた 窓辺は今 静けさに満ちて
僕のこころを 掻き乱すよ 氷の刃で

B3
全てが解けた今
何もかもが奇跡のようで
もう 何も望まない
冷たい世界に 一人帰るだけ

S3
ただ 虚しさに目を閉じれば 蘇る日々に
笑い合えてた 僕らがいた 無邪気なこころで
しんしんと降り積もるよ 想い出は深く
孤独な胸に 刻み付ける あの日の約束


↓読み
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A1
りん こおりのように つきさすしせん いきもできないままに
ただ おいかけていく たいせつなもの とりもどすため
み のばしたうでは ふりはらわれて いのりもとどかない こ
ころ ごうまんなまま きみのことばを くりかえした

B1
すべてがとけたいま
ぼくのざんげをきいてほしい
なみだもながせない
あふれるぜつぼう きみがわらうまで

S1
しんじつをしらないでいても いのちはひとつで
あやまちにすら きづかぬまま えがおでいれたね
しんしんとふりつもるよ にくしみはつよく
ぼくのこころに きざみつける つめたいげんじつ

A2
み はたせぬゆめに むじひなせかい はいつくばったまま で
あった ぼくらのゆめは きっとかなうと しんじていた

B2
かみさまがいるなら
ぼくのねがいをきいてほしい
おおくはのぞまない
いやしきこのみに めぐみをひときれ

S2
せいなるうたがなりひびくよ いてついたそらへ
こどくなむねに つかのまだけ やすらぎのこして
きみのいた まどべはいま しずけさにみちて
ぼくのこころを かきみだすよ こおりのやいばで

B3
すべてがとけたいま
なにもかもがきせきのようで
もう なにものぞまない
つめたいせかいに ひとりかえるだけ

S3
ただ むなしさにめをとじれば よみがえるひびに
わらいあえてた ぼくらがいた むじゃきなこころで
しんしんとふりつもるよ おもいではふかく
こどくなむねに きざみつける あのひのやくそく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

氷城

neXusさんの曲に書きました、採用頂きありがとうございます!!

冷たい静謐さに包まれた、熱くくくすぶる思い、胸の疼きや感情です。


(補記)
例えば、何か物事に囚われ、人との関係を二の次にしていたら、大切な人を失っていた。そんな解釈でも良いです。

「後悔」という言葉は意識して避けました。ひとことで言えない、複雑な回顧。

心象が変化し、B3が悟りとも言える最終の境地ですが、でも心の奥底で何かくすぶったままで。B1の「解けた」は理解、B3「解けた」は解放、をイメージして頂くと分かり易いかもしれません。心が帰りつく場所をタイトルにしようと思いました。

閲覧数:491

投稿日:2016/12/12 21:11:09

文字数:1,205文字

カテゴリ:歌詞

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