籠に囚われた蝶

優雅に舞うのは美しき蝶
華の間を行ったり来たり
欲しいなら捕まえてみて…
その腕で壊れるくらいに…

街の中をひらりひらり
誘うように笑みを零す
舞い唄えば誰しもが立ち止まり
手を伸ばすけれど届かない…

羽をちぎってしまいたい?
誰の所にも行けぬように…
そんなコトしても無駄なこと
横目で見つめ妖しく笑う
もっともっとと囁いて
感じさせて…その舌で…
滴る蜜を搦めとって
甘い至福の一時をあげる
けれど蝶(わたし)は誰のモノにもならない

舞うことに疲れようと休めない
それは決して許されないの…
掟に従うだけが蝶が生きていく為の術(すべ)

街の中をふらりふらり
涙する場所を探す
舞えない蝶(わたし)に価値なんて無いの?
問うてみても虚しいだけ…

羽がちぎれなくっても
誰の所にも行けはしない
考えてみても無駄なこと
だから蝶(わたし)は必死に舞うの…
もっともっと上を目指し
いつかきっと…そう…いつか
この地獄(ばしょ)を出ることだけが
蝶(わたし)の望みであり生きる糧

その為なら
どこまでも妖艶に
どこまでも美しく
幸福(しあわせ)なフリをして
貴方だけよと皆に嘘を吐き
手玉に取って舞い続けるわ…

羽をちぎってしまいたい?
誰の所にも行けぬように…
そんなコトしても無駄なこと
横目で見つめ妖しく笑う
もっともっとと囁いて
感じさせて…その舌で…
滴る蜜を搦めとって
甘い至福の一時をあげる
けれど蝶(わたし)は誰のモノにもならない…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

籠に囚われた蝶

遊廓的なイメージで…(^-^;

閲覧数:39

投稿日:2012/09/09 03:07:52

文字数:638文字

カテゴリ:歌詞

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