【A1】
月の光に　照らされ
微睡んでいた　硝子の中

偽物(イミテーション)の　船体(からだ)で
遠くの海へ　想いを馳せながら

【B1】
狭い世界の　揺り籠に守られ
傷付くことも　立ち向かうことも

知らないままで　大人になるのかな
そんなの　もどかしいよ

【S1】
舵を取れ
進む航路(みち)を探して

ヨーソロの
声を上げて　夢の中へ

間奏

【A2】
海鳥の群れ　波音
帆(セイル)に受ける　鋭い風

速度を上げて　七つの
海を切り裂け　陽の光のように

【B2】
広い世界に　投げ出された僕は
道に迷って　荒波に揉まれ

それでもきっと　後悔はしないよ
未来は　此処にあるんだ

【S2】
大それた
希望の旗を掲げ

さぁ心の
羅針盤が　指す方へと

【C】
降り注ぐ星の
輝きが僕を照らす
孤独を　溶かして

【S3】
目を覚ませ
そこに壁は無かった

囚われた
鈍い錨　引き上げ

風よ吹け
蒼い碧い海原

舵を取れ
進む航路(みち)は　そう自由だ
遥か　彼方へ

The journey never ends.

―――――以下、平仮名（内は１音で２文字です）―――――

【A1】
つきのひかりに　てらされ
まどろんでいた　がらすのなか

いみてい(しょ)んの　からだで
とおくのうみえ　おもいをはせながら

【B1】
せまいせかいの　ゆりかごにまもられ
きずつくことも　たちむかうことも

しらないままで　おとなになるのかな
そんなの　もどかしいよ

【S1】
か　じをとれ
すすむ　みちをさがして

よ　おそろの
こえをあげて　ゆめのなかえ

間奏

【A2】
うみどりのむれ　なみおと
せいるにうける　するどいかぜ

そくどをあげて　ななつの
うみをきりさけ　ひのひかりのよおに

【B2】
ひろいせかいに　なげだされたぼくわ
みちにまよおて　あらなみにもまれ

それでもきいと　こうかいわしないよ
みらいわ　ここにあ(るん)だ

【S2】
だ　いそれた
きぼお　のはたをかかげ

さ　こころの
らしんばんが　さすほおえと

【C】
ふりそそぐほしの
かがやきがぼくをてらす
こどくを　とかして

【S3】
め　をさませ
そこに　かべわなかあた

と　らわれた
にぶいいかり　ひきあげ

か　ぜよふけ
あおい　あおいうなばら

か　じをとれ
すすむみちわ　そお　じゆうだ
はるか　かなたえ

ざ　(じゃ)に　ね(ヴぁ)　(えん)　だ