夢幻回顧


刻の歯車　錆の浮いた夢
君の面影　探す旅路へ

罪を重ねて　芽吹く時計草
いつか僕らが刈り取るのだろう

懐中時計に潜む記憶
笛の音色　眠る刹那

透けた足跡　君を望む夢
凍る指先　辿るまほろば

星が堕ちても　僕はただひとり
贖罪の朝　目覚めるのだろう

濁る海の青　空を映し
歪む虚空　手を伸ばしても

そうか…僕はこのまま
風のように旅を続ける

刻の歯車　錆の浮いた夢
君の面影　探す旅路へ


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ときのはぐるま　さびのういたゆめ
きみのおもかげ　さがすたびじへ

つみをかさねて　めぶくとけいそう
いつかぼくらがかりとるのだろう

かいちゅうどけいにひそむきおく
ふえのねいろ　ねむるせつな

すけたあしあと　きみをのぞむゆめ
こおるゆびさき　たどるまほろば

ほしがおちても　ぼくはただひとり
しょくざいのあさ　めざめるのだろう

にごるうみのあお　そらをうつし
ひずむこくう　てをのばしても

そうか…ぼくはこのまま
かぜのようにたびをつづける

ときのはぐるま　さびのういたゆめ
きみのおもかげ　さがすたびじへ