開いた傘の外側に かさ増しの青春
雨より降り頻る桜吹雪に凍えそうだ
半信半疑の半死半生で メーデーを唱えた唇から
滑り落ちた祈りが いつか呪いになって
あとがきは ここから足跡をなぞるだけ
筋書きは変わらない 僕らが化け物になるまで!
あの星座の名前も 誰かが付けた暴論なら
今、目の前を横切った光も嘘っぱちのナラタージュ
それでも続くなら 孤独な独白を捨てた その向こうで
マクスウェルの悪魔を祓うように 答えを探しに行こう
物語がまた、はじまる
閉じた本に挟んだ栞 萎れたラブレターの中で
枯れた感性は流行歌の真似事
全文費やしても全部には届かなかった
透明なままで当て書きした苦悩は 思い出に敵わない
から、前書きはこの辺で捨ておこう
筋書きがまじわらず 平行線のまま台詞が行き交う!
スクランブルに降る雨に傘を広げて踊ろう
僕らが何者になろうとも 君が不変なように
約束しようぜ これから幾年月を経ようと
僕らの信仰も思想も不死を帯びたまま生きていく
僕の知らない君の物語の中で
抱えてきた呪いや 祈ってきた言葉が君を作っただろう
あの星座の名前も 誰かが付けた暴論なら
今、目の前を横切った光も嘘っぱちのナラタージュ
それでも続くなら 孤独な独白を捨てた その向こうで
マクスウェルの悪魔を祓うように 答えを探しに行こう
物語がまた、はじまる
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