浅い眠り繰り返して 繋いだ夢、脆く
尖る背骨なぞりながら 夜に凭れ掛る

あの日君が寂しそうに呼んだ三日月には
いくら待てどいくら待てど辿り着けないまま

踊ろうか 唄おうか 白い腕を引いて
さよならを一秒で 済ませば大丈夫
永遠の紛い物 上手に縫い付け
草臥れた約束が 土に還るまで

いつか君にあげる為と集めて来た
シャングリラの 破片を贈るよ
ワイングラス泳ぎ疲れ溺れそうなら
この手を取って 最後のエスコート


嘘の光るスパンコール 飾り付けたドレス
踝にて舞って落ちて 二度とは戻らない

煌びやかなばらの花も 直に終わるけれど
まどろみに浸かる幻 今日も美しくて

踊りましょう 唄いましょう 爪の痕が欲しい
目の前に 目の前に 知らない貴方がいる
素面ではすぐにでも 泣き出してしまうわ
平伏した傷口が 今になり痛む

宵を廻り酔いが回り燻る熱
それだけ残し あなたは去った
散った花弁拾い上げて透かしたって
何処にも居ない 三日月が嗤う


さあ、ご覧。
いつか君にあげる為と集めて来た
シャングリラの 破片を贈るよ
目覚めの無い朝に怯え目を瞑った
君の場所まで 僕は行けない

いつか此処に埋もれたいなんて云った
わたしのことは 忘れればいい
それでもまた突然思い出すでしょう
貴方のことを 悲しいダンスを

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

LastDance

くうまさんの楽曲に添えさせて頂きました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13701251
http://piapro.jp/t/b9Or


2-B 貴方/ひと
ラストサビ 埋もれたい/うずもれたい

前頁でひらがな、補足です。

閲覧数:504

投稿日:2011/02/18 00:40:37

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

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