僕と先輩の鉄拳交際



「好きな人ができた」って
うれしそうに語る横顔
僕は内心笑み漏らす
「復讐」の機会がきたんだと

恋に夢中で気づかない
君が惹かれている理由(わけ)は
容姿、性格、また金でもなく
隠し通された退屈な暴力


そうやって
何万回も恋に落ちて
愛想尽かして放り投げて
一生このまま繰り返してりゃいいのにな

僕がとなりにいるあいだ
君はずっとずっと狂っていて




あれから何十人も
君の想い人と対峙した
シリアルキラーにサイコパス
ろくでもない奴ばかりだ

どうしても拭い去れない
僕の心に刺さる棘(とげ)
必死に抵抗するたびに
身体貫き 引き裂かれていく



こうやって
何万回も塗り替えて
拳振るって傷つけて
いつか気持ちが晴れる日が来るのかな

手が震え 呼吸は乱れて
募るのは いつも 不安ばかりだ



そして
何万回繰り返して
必死になってそばにいても
いつか終わりがくるんだってわかっていたよ

過ごしてきた時間なんて
まるで嘘のようなんだろう
僕の想いが消えるまで
ずっとずっと君のとなりに 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

僕と先輩の鉄拳交際 歌詞

僕と先輩の鉄拳交際の歌詞です。

閲覧数:2,074

投稿日:2013/02/23 03:18:14

文字数:468文字

カテゴリ:歌詞

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