あっちも こっちも 真っ暗で
叩いて みたけど 開かない
ある日ここに 舞い降りた
冷たい冷たい ひとしずく
立ち上がる あら眩しい
まっさらな僕が 生まれた世界
明るさに 慣れたなら
両手を広げて 前を見る
行ったり 来たりの 塊が
僕に 気づかず 歩いてく
ゆったり 周りを 見渡せば
仲間は いないよ 一人だけ

とにかく 生まれて みたものの
僕の 足下 何か変
足を伸ばすも 伸ばせない
平べったい 灰色の板
間を見つけ 足伸ばす
のどの渇きは 隠せないから
あら痛い 踏まれたよ
両手を地に着き 立ち上がる
行ったり 来たりの 横風で
体が 左右に 揺られてく
こんな 厳しい 環境に
僕は じっと 耐えるだけ

とっても太った その体
何とか成長 し尽くした
人間達は まじまじと
珍しそうに 僕を見る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

ど根性野菜のうた

数年前にはやりましたよね。
そんな気分です。

閲覧数:46

投稿日:2010/04/22 08:07:01

文字数:358文字

カテゴリ:歌詞

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