常世の如く ~常陸讃歌~
茨城県へようこそ。この曲はミク箱のご当地ボカロ用に作成しました。稲敷常州と名乗っている以上は,茨城の歌を投稿せざるを得ません。茨城県は私の父の出身地です。父の実家に今でもよく行き来しています。
茨城県は豊かで穏やかな自然に恵まれた、日本屈指の食糧生産地です。「常陸風土記」によると,常陸の国は土地が広く,水資源が豊富で,海産物にも恵まれ「常世(天国)の国のようだ。」と評されるほど、豊かな国でした。これは現在でも変わりません。いろいろ問題は山積ですが…。
連休直前,ミク箱の茨城県が空席になっているのを見て,不眠不休で作成しました。あまりに製作時間が無くて,これまでの曲を切り貼りして一曲ひねり出しました。時間が無かったので,新しい試みはしていません。これまでと変わりばえがしないのはお許しください。
曲中の「流れ海」とは霞ヶ浦の平安時代までの古名です。歌詞は霞ヶ浦の帆引き船漁と鹿島神宮をイメージしています。室町時代以前,霞ヶ浦の水産物は鹿島神宮に奉納されていました。帆引き船が現れたのは明治時代なので,時代が全く合いませんがこの際気にしません。
以下,歌詞です。
常陸の 国は 常世の 如く
野に 山に 海に 幸あり
流れ 海に 霞 たなびく
波間に 浮かぶ 帆引き 船
帆を 揚げよ! 白き 帆を!
流れ 海に 船は 往く
神の 恵み 充ち 充ちて
常し えに 幸 あれ 幸 あれ
コメント9
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ご意見・ご感想
稲敷常州
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> circiasさん
ありがとうございます!この曲は私のお気に入りで、ミク箱採用も今では良い思い出です。
ミクのビブラートですが、民族音楽風の歌謡を追求した結果です。
最初は普通に歌わせていたのですが、あまりにも平板で試行錯誤しました。
確かにビブラートを掛けすぎですが、サジ加減が非常に難しいです。
芸術とは迷ったら負けだな、と思いました。
2009/04/01 22:54:27
circias
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ミク箱採用、おめでとうございます。
イントロの印象がとても良いですね。アジアの夏の夜ってイメージがあります。イントロの最後の打楽器は、これは銅鑼でしょうか。
歌が始まったあとは、鈴がとても良い雰囲気を作ってくれていると思います。
旋律もいいと思います。ひとつだけ、特徴的な歌唱法を使っていらっしゃいますが、序盤のミクのビブラートを気持ち控え目にすると、もう少し聞きやすくなるような気がしました。
2009/04/01 02:24:02
稲敷常州
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いつもお世話になっております。採用していただき、大変光栄に存じます。
クリプトンの皆様方も大変お忙しいこととは思いますが、どうか体には気をつけてご自愛いただきたくお願い申し上げます。
2008/09/30 22:38:29
ピアプロ運営
使わせてもらいました
ご報告が遅れてしまい大変申し訳ございません。
講談社 週刊少年マガジン編集部 × ピアプロのコラボ企画にて採用させていただきました。
ありがとうございます!
2008/09/29 16:36:13