都会の真ん中 一人ぼっちなら 砂漠にいるのと 変わりは無いよね
夕焼けに燃える 真っ赤な雲の 行き着く場所を 僕は見てみたい
都会の真ん中 朝に霞む空 暗がりは融けて 星は空遠く
寒さに怯えて 朝日に怯え 人々の営みの 足音が迫る
暁に燃える太陽は 赤々と地平線を這う どれだけ朝を憎んでも お構い無しにやってくる
孤独に慣れきった 後にできた友達 覚束ない足取りで 互いを支えて
また会おうねなんて嘘を僕は信じないぞ 夕焼けに照らされた涙の君に騙されないぞ
どれだけの優しさを僕に押し付けたって どれだけの悲しみや苦しみを僕に見せたって
信じあえるものの根拠の断片を 残酷に打ち崩す新しい太陽
また朝日は登る
都会の真ん中 昨日の雑踏 繰り返す日々が 夢を映し出す
単調でありふれた 日々をどれだけ 望んでも叶わぬ 独りの朝
日の光に照らされて 染まる雲は流れ 赤と青のコントラスト 理不尽と不条理の海で
見せ付ける現実と 離れていく現実 宙を掻く僕の手 思い出す日々
またいつかなんて嘘を僕は信じないぞ 永遠の絆なんかに僕は騙されないぞ
どれだけの温もりを僕にくれたって どれだけの愛や希望を僕に教えたって
失望の手前を行ったり来たり 君は話がうまい
全部分かっているはずさ
太陽が照らし出す世界 映し出す光と影 狭間に揉みくちゃにされて 幾月の歳月
上澄みだけ見てまわって 満足しただけで 心の奥深くで うずくまる僕
大切なものが何か もうとっくに分かってたんだ それを口に出さないのは 思いやりなのか勘違いなのか
無作為に電話をかけてまわる でも君の声は聞けない もう僕の手が届かない どこか遠くの世界へ
雲を見れば大体 分かる気がする それくらい君は僕の 遥か彼方頭上
エレクトリックなミュージック ポップなダンスミュージック 錆付いたチェーン 点滅のネオン
手を伸ばせば届く距離 そう思えた 数年数ヶ月数日ぶりの 懐かしい温もりが
そこにあるような気がして 君がいるような気がして でも現実が言うんだ それは肉の塊
どうせ原子が塩基が細胞が ありふれた形に積みあがった たまたま人の形を していただけだった
それを聞きに来たんじゃない それが知りたいんじゃない 君の呼気に含まれた 二酸化炭素量なんてどうでもいい
どこか遠く 僕も分からないくらい遠く 僕が消えてしまう前に 暁に沈む星になる前に
最後だけでもどうか あの懐かしい僕らの願い 夢 希望 潰えた未来 一瞬だけでもいい
また会おうねなんて嘘を僕は信じないぞって 嘘をついた僕を僕は許さないぞ
伝えようとした人にまた会えたよ 冷えた身体にそっとキスをしたよ
朝の斜陽 光の影 隠れた僕は出てこないと決めた
陽の影
復元作業疲れた。ちわこん斎条です。
昔直筆で書いた詞をなんとか復元して掲載です。需要ないでしょうが。
僕にしては珍しく日付が書いてないです。紙の保存状態も相当悪かったみたいで破れてる部分は脳内補完したりしました。
僕の記憶が正しければ随分昔に、太宰治の小説に衝撃を受けて勢いで書き上げた気がします。衝動書きです。
今の僕の詞のスタイルの原型というか原点みたいなものがあるように感じます。二番以降の大サビに向かう部分なんて特にそうですし(最近はスマートに書くように意識してるので大分短くなってますが)難しい言葉で回りくどく書く癖も治ってませんね。ザーゼン。
詞は塗り固めりゃ良いってモンじゃねーんだよ!(憤慨)
まあ我ながらに長い詞だとは思いますが。手書きで長く書くと途中でだるくなるからいかん。PC最高。
たぶんテーマは「孤独」とか「社会の影や負の部分」だと思います。何を負い目に思って書いたのかは分かりませんが全体的にマイナス思考な内容になってます。
これほど僕が自虐的になって負のイメージ全開で詞を書くのも珍しいかな、と。(何で自虐的なのかは察してください、ハイ)
なんか書きながら自分の暗黒時代とかいろいろ思い出しちゃってテンションだだ下がりでした。でもやりかけを放って置くのが一番気持ち悪いので最後まで耐えました。誰か蕎麦奢ってくれ。
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