まったく笑わない君がいた　いつも元気だった僕がいた
僕は君の笑った顔が一度見たかったんだ
さりげなくいつものように　ギャグを飛ばす　ハイペースで飛ばす
みんな笑ってる　けど　君はうつむいてる

コメディアンになりたい　そんな風には思わない
君は何をしたら笑ってくれるんだい？

うつむいていた君がいた　それを見ていた僕がいた
冷静な君と　正反対な僕だった
君の様子を探りつつ　ギャグを飛ばす　ハイペースで飛ばす
でも絶対に　ほら　君は笑わない

僕は能のない道化師　人気のない道化師
君一人さえも笑わせられないのなら

Ah　どうしたんだい　君はいつも何を考えている？
笑顔見るために　日夜暗中模索
答えはいつも暗がりの中・・・

たまたま君を見つけた　重そうな荷物抱えて
前方不注意　ぶつかって転んだ
慌てて君に駆け寄って　散らばった荷物を拾って
君に笑顔で差し出したんだ

そしたら君は笑った　小さく僕に微笑んだ
「ありがとう」って小さくつぶやいた

意外なところに　きっかけは転がっている