ベランダに差し込む
オレンジを見ていた
ポケットの飴玉を一粒
唇に押し込んで頬張る
ひとり地下の改札を潜り抜けたら
君を迎えに行く
賑やかな町は急ぎ足に
それぞれの後悔を引き摺る
昨日流した涙も
笑顔の理由も上手く隠したまま
古ぼけたオルガンに腰掛けて
飲み干した空き缶を窓に飾る
鮮やかも嘘も愛しさも
君の為に歌おうか
東京ノエル 赤い目を擦りながら
無くした願い事を 必死に探している
そう僕達は 暗い部屋に差すオレンジに
誰かの幸せを重ねてる
ラジオから溢れ出すセピアは
ジオラマの人ごみに紛れて
濡れた傘を左手に描いた迷路に
迷い込んだみたい
デタラメなオルガンで鳴らしあう
金魚蜂に綴った恋の話
暖かに揺れる日溜りは
まだこんなにも眩しいのに
ねぇ、僕達は虹の射す町の中で
浮き輪を浮かべながらこっそり息をしてる
そう僕達は何年経ったって同じブランコで
誰かの幸せを見つめてる
もう何もかも消えてしまえ
触れて弾けるだけの夢なら
空へ飛び立つ翼なんていらない
夏の日差しも玩具の月も
頬を突き刺す冷たい雨も
甘いお菓子もお洒落な靴も
蕩けるような夜に解けて
全て消えてしまえ
ねぇ、僕達は赤い目を擦りながら
無くした宝箱を必死に探している
そう僕達は暗い部屋の片隅で
いまでも泣きながら
東京ノエル何べんだって同じ言葉を綴って
愛されたいとわかってるから必死にもがいている
ねぇ、僕達は単純明快な言葉は無くしても
誰かの幸せになりたくて
誰かの温もりに触れたくて
それだけ
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