宇宙の片隅を泳ぐ僕
犬掻きしなから
きゃはははは
狂っているよ
知っているよ
ひとつ ひとりの被害者が
ふたつ ふたりの風物詩
みっつ 淫らな見世物に
欲情している
カラダとココロを繋げよう
ママは真顔でそう言った
それはそれは素晴らしい
僕は愛されていますね
よっつ 夜長の与太話
いつつ いつかの痛いこと
むっつ 剥き出し無表情
鑑賞している
カラダとココロが繋がるよ
パパは笑顔でそう言った
それはそれは詰まらない
僕は愛されるんですね
宇宙の真ん中で喘ぐ僕
猫招きながら
きゃはははは
狂っているよ
知っているよ
ココロとカラダを繋いだら
キミは死顔僕だった
それはそれは居たらない
僕が愛され生きている
ななつ 流れた泣かない子
やっつ 破れた夜い夜いや
ここのつ 強張るこの夏の殺した夕方
苦死んだ赤子
便器でぷかぷか
水を流した中二病
ーーよみがなーー
うちゅうのかたすみをおよぐぼく
いぬかきしながら
きゃはははは
くるっているよ
しっているよ
ひとつ ひとりのひがいしゃが
ふたつ ふたりのふうぶつし
みっつ みだらなみせものに
よくじょうしている
カラダとココロをつなげよう
ママはまがおでそういった
それはそれはすばらしい
ぼくはあいされていますね
よっつ よながのよたばなし
いつつ いつかのいたいこと
むっつ むきだしむひょうじょう
かんしょうしている
カラダとココロがつながるよ
パパはえがおでそういった
それはそれはつまらない
ぼくはあいされるんですね
うちゅうのまんなかであえぐぼく
ねこまねきながら
きゃはははは
くるっているよ
しっているよ
ココロとカラダをつないだら
キミはしにがおぼくだった
それはそれはいたらない
ぼくがあいされいきている
ななつ ながれたなかないこ
やっつ やぶれたやいやいや
ここのつ こわばるこのなつのころしたゆうがた
くるしんだあかご
べんきでぷかぷか
みずをながしたちゅうにびょう
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