真音家シリーズⅢ～三つの世界編～

三つの世界。
並行世界(ノーマルワールド)
現実世界(リアルワールド)
違う世界(アナザーワールド)
この三つの世界が絡み合う、その時、
ラルは、ララは、そして、ユアは…。

そして、真音家最大のピンチが、ララ達を襲う。

「私には、何も無い。だから、私、何か欲しいの、何かを、何かを…」

謎のバグ、avc。これの謎が、解き明かされる。

「私が消える事で!彼女は、助けられるんでしょ!」

「何も無いって言ってたくせに…守りたいもの、あったじゃない」

「私には、何かあったんだね」

「貴方が消えなくても、きっと、彼女は助かるよ」

「ラル。みんな、力を貸して、私が、絶対2人とも助けてあげるから」


「ユア、そっちのララは?」
「元気です。並行の方は?」
「こっちも元気過ぎて疲れるわ」
「ララは、奇跡の存在と言っても、良いですよね」
「ええ。でも、ララに、全てを任せるつもりは無いわ、まだ、ララも私も、未熟だもの」
「そうですね」

違う世界のラル。
並行世界のラル。
2人の関係は…。




真音家最終章。
「これが、私の話の、本当の終わり。ううん、本当の終わりでもあって、本当の始まりでもある。これは、私達の新しい一歩」

過去があるから、今がある。
今があるから、未来がある。

「今まで有難う」