「千年姫」



作詞:ちゆ。






これは この地に伝わる
ある少女の物語



【1A】
昔々の とあるお国に
1人の少女 生きし

少女は 不治の病で
何年も眠り 生きし


【1B】
自分を 自分を
何月の夜 幾年ぶりに

確かめ 確かめ
再び体 この地に起こす

── おはよう ──


【1S】
その少女は 子の刻に
永久(とわ)の夢から 目を覚まし
古(いにしえ)を 青で見る

いろはと唄い 音を奏で
嗚呼、無情といえず
なんという?



【2A】
昔々の とある地に
闘う少女 そこにあり

世界は 知らんふりして
無視し続けて 廻る廻る


【2B】
変わった 世界を
輝く夜に 久しぶりに

泣きたくて 泣けなくて
変わり果てた あの頃のキミに

── 会いたい ──


【2S】
その少女は 子の刻に
長き眠りから 解き放ち
世の果てを 青で見る

我が世誰ぞと 問われても
嗚呼、知らぬといえず
なんという?



【1C】
時は止まらず 進むなか
少女は何を思おうぞ?

鐘の音響く 告げたとき
少女は何を思おうぞ?


【3S】
その少女は 丑三つ時
刹那の時は 幕を閉じ
当世(とうせい)を 心で見る

君は誰ぞと 問われれば
嗚呼、「千年姫」と
名乗ろうぞ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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「千年姫」

長い眠りから覚めた、少女の話.

閲覧数:143

投稿日:2013/10/08 18:24:37

文字数:551文字

カテゴリ:歌詞

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