ある時 僕は 見つけてしまったんだ
どんな時代にも行ける
タイムマシンを
夢と希望を詰め込んで
今 僕だけの旅が始まる

昔の昔の大昔
まだ恐竜がいた頃に
僕はいた
まわりを見渡せば
図鑑で見たことがある
生き物ばかり
プテラノドンの背中に乗って
ひとっとびした
そしてまた僕は 次の時代へ進む

昔の昔の江戸時代
まだサムライがいた頃に
僕はいた
周りを見渡せば
教科書で見たことある
町並みばかり
腰にサムライの刀を差して
散策した
そしてまた僕は 次の時代へと進む

少し昔の僕の国
まだ戦争があった頃に
僕はいた
周りを見渡せば
写真で見たことある
光景ばかり
人ごみにまみれて一緒に
旗を振った
そしてまた僕は 次の時代へと進む

少し未来の僕の国
科学が進歩した頃に
僕はいた
周りを見渡せば
全然見たことない
建物ばかり
いろいろなロボットにあって
話をした
そしてまた僕は 次の時代へと進む

未来の未来のまた未来
もう何もなくなった頃に
僕はいた
周りを見渡せば
真っ暗でなんいもない
暗闇ばかり
叫んでみたけど僕の声が
木霊するだけ
そしてまた僕は 次の時代へと進む

時代の時代のその狭間
時空の間の渦巻きに
のまれてた
周りを見渡しても
出口の穴は見当たらない
心の底で悪魔がささやく
僕はうずくまって呟いた
「帰りたい・・・・」

僕は思った
タイムマシンなんか要らない
過去も未来も見れなくていい
元の時代が一番だ!

どのくらいの時間がたっただろう
とこからか何かを呼ぶ声
現実なのか空想なのかわからない
その声は次第に一つになる
僕の・・・・・名前・・・・・?
その瞬間脳裏に浮かぶ
二人の顔
心の底から熱いものが込み上げる
そして僕は上を見上げ叫んだ
「僕を元の時代に戻せ!」

僕の涙が落ちる
その涙が一筋の光へと変わり
止まった僕をうごかす壁となる
そして僕はまた進みだす

さらにどれくらいたっただろう
僕の名を呼ぶ声が大きくなる
僕は目を開けた
すると現れた 懐かしく感じる
見慣れた風景
大好きな人々
長い時代の中の唯一の僕の居場所だった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

時空超越旅行記

2作目です
ブログにもあります↓
http://ameblo.jp/seishunneffort-teru/entry-11629576752.html
キャラクターはお任せします

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投稿日:2013/11/09 10:16:06

文字数:891文字

カテゴリ:歌詞

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