※※ 百合注意 ※※
同じものを見ても違う感想が出る。
それはわたしたちがそれぞれ別の個なのだから、当たり前なんだけど。
でもでも、これってアリなの?
++++ お姫様抱っこ ++++
それはわたしとルカちゃんが二人でとある動画を見ているときに起こった。
その動画には、新郎にいわゆる「お姫様抱っこ」されて幸せそうな新婦の姿があった。
「お姫様抱っこ、してもらいたいなぁ」
「お姫様抱っこ、してみたいです」
思わず漏れた感想。それにルカちゃんの感想が被った。
え?
「してみたいの? してもらいたいじゃなくて?」
「ええ、してみたいです」
ルカちゃんてやっぱり変わってる。好きな人にお姫様抱っこされるのは乙女の夢というかロマンだと思うんだけど。されるほうじゃなくて、するほうがいいなんて。
そんなことをつらつらと考えていたので、ルカちゃんの動きに気づくのが遅れた。気がついたらすぐ傍にルカちゃんが迫っていた。
「ミクはしてもらいたいんですよね。お姫様抱っこ」
「う、うん」
「じゃあ、両想いですね。私たち」
そう言って満面の笑みを見せるルカちゃん。その笑顔に見とれていたら、急に体が浮き上がった。
「きゃあっ! なななっ何?」
「お姫様抱っこです」
「それは分かるけどー! ちょっ、高っ、怖っ」
「怖いですか? じゃあしっかりつかまってください」
ルカちゃんに言われるままにルカちゃんにしがみついた。けど……。
これって、ものすごく恥ずかしいんだけど!
すぐ近くにルカちゃんのきれいな顔。しがみついたところから感じるルカちゃんの熱。なんかオーバーヒートしそう。
「今から動きますから、離れないでください」
どっかで聞いたことがあるような台詞を口にすると、ルカちゃんは依然わたしをお姫様抱っこをしたまま歩き出した。
「え? ちょっと! どこに行くのよ!」
「あの動画のように」
ん? さっきの動画?
さっきの動画でお姫様抱っこされた新婦はベッドへと運ばれていた。
え?
ええ?
ルカちゃんの進行方向を見ると、そこにはルカちゃんの私室が。
えええええ?
「ちょっとっ! 待って! 心の準備がー!」
この後わたしに、わたしとルカちゃんに何があったかは絶対絶対ヒミツ!
END
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6.
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BPM=156
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「僕の家族の歌で君が愛を大事にすればいいのに」
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足元揺らぐ境界線
ぐらぐらしてる 視界の奥に
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mikAijiyoshidayo
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