1 人は嫌った 汚れたモノを
暗い闇の中 叫喚の音
ここは「安全」?それとも「危険」?
手枷を付けて 閉じ込められた

ねずみが目の前で立ち止まった
罵りに来たのかな
目が合って声を上げた
助言に来たのかな

誰も来ない「安全」な世界
文字だけの単なる空想
腐れきった僕の眼には
何もかも「安全」に見える

2 泥に染まった 穢れた心
人に見られない 隠れた住処(ところ)
これは「偶然」?それとも「必然」?
理由なんて どこにもなかった

傷つけられても何も感じない
痛みを失ったから
存在が消えたって誰も泣かない
僕を知らないから

何もない「安心」な世界
音だけの言葉の羅列
隙間からの陽の光に
どうしても「安心」してしまう

見慣れた景色 変わらぬ意識
「安全」だったこの場所も 自然となった
年が経つたび 壁も苔むして
くたびれた手枷だけが 地に残っていた

時を忘れた無難な世界
僕だけの素朴な場所
優しい温もりに包まれて
空想とともに消えていく

誰も来ない「安全」な世界
偽りの単なる世界
僕はどこへ行くのかな
本当の世界はどこにあるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

safe world

閲覧数:80

投稿日:2018/04/26 13:19:50

文字数:589文字

カテゴリ:歌詞

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