ぽっかり丸く 穴空き夜空
眺めている 偽物レプリカント
満月見つめ 腕伸ばす君
同じ場所 同じもの見てるのに
忘れたことさえ 忘れてた夢
蒸せ返る夏 川底光る
濡れた宝石 そんなものを
ああもう一度 掴み出したい
君の色を分けてよ MIXTUREかつ澄んだVIVID
まっさらなキャンバスじゃない
塗り潰す勢いがいい そしたらきっと本物に
見つけたんだ完璧なCOLOR
四角い庭と 蛍光灯のせい
ガラス越し 弱虫レプリカント
ふいに交わった 鮮烈な目に
底まで 見透かされた気がした
一途な純情 ずるい計算
どちらも本音で わからなくなる
正しさだとか 間違いだとか
つまりどうしたい 君に触れたい
白も黒も突っ込んで 生まれたのは灰色じゃない
炸裂する化学反応
誰もがはっと振り返る 新種の色に染まるハート
進化するこのオリジナル
機械には映らない ヒトのみが認識するFECHNER COLORS
泡沫(うたかた)の独楽(こま)を回す
その先が見たいんだ 確かな一瞬を紡ぐ火花
構築しゆくアイデンティティ
ねえ僕に
君の色を分けてよ MIXTUREかつ澄んだVIVID
まっさらなキャンバスじゃない
塗り潰す勢いがいい そしたらきっと本物に
見つけたんだ完璧なCOLOR
君の色を分けてよ MIXTUREかつ澄んだVIVID
まっさらなキャンバスじゃない
駆け抜ける勢いがいい 透明な壁蹴破って(けやぶって)
もう命尽きるまで
そしたら きっと 本物に…
Color of the Android
テト用に短いの作り中
ストーリー説明
「僕」はアンドロイド(テト)
感情豊かで人間らしい「君」に憧れている。君に近づきたいと葛藤する過程で徐々にヒトのような感情を持っていきアイデンティティを構築していく。ガラス越しに見ていただけの自分から走り出し、透明な壁を蹴破って先へ。
動画では、最後にそこで「君」と出会い、「君」も実は人間ではなかったというオチをつけるつもりでいた(瞳のアップにズームアップしてバーコードを映したところで演奏も終了の演出にしたかった)
補足
レプリカントとは…
『電気羊はアンドロイドの夢を見るか』で作中に出てくる、人為的に作られたアンドロイドを指す言葉。アンドロイドが普通に人間社会に混じっている世界
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