《 VocaL=000 》

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カイト：レン、リン、もうすぐゴールデンウイークだけど予定は？

リン：ん――、ちょっとお買い物にいったり、映画見たり？でもとくに何もないかなぁ

レン：オレも何もない

カイト：そうか、予定なしかぁ


リビングのソファに座って、レンはポテチをかじりながら言う。


レン：兄ちゃんはなんか予定あんの？ミクねぇとデートとか？

リン：……そうなんだぁ？¨

カイト：Σ!!!! まさかそんなわけないじゃないか!!!!(汗）ばっかだなぁレンは!!!!(滝汗）

リン：じゃあお兄ちゃんは何か用事あるの？¨

カイト：そう……だ、なあ……υυυ ……何もないかも

リン： ！ じゃあじゃあ!!!!あたしのお買い物いっしょに行こ!!!!

カイト：え?!?!


ぱあっと笑顔になったリンがカイトに言う。


リン：あたし、お兄ちゃんとお買い物行きたい!!!!

カイト：買い物って、どこ行くの？

リン：お洋服見たいし☆ 髪飾り欲しいし♪おいしいもの食べにもいきたいしっ!!!!

レン：あ、それならオレもいきたい!!!!

リン：(ΣΣ｀Ａ´¨¨¨)

レン：ΣΣΣごめんなさいウソですっ!!!!


ぎっ と睨まれてレンはそうっとポテチに手を伸ばす。

まだアナタのサビにはなりたくないです……(泣)


カイト：お洋服かぁ。まぁあったかくなってきたからね。リンは何着ても似合いそうだよね＊

リン：そ、そうかなぁ☆///

カイト：うん、黄色似合うイメージあるけど、たまにはピンクとか

リン：うん///

カイト：お花の髪飾りとかもいいよね

リン：うんうん///

カイト：でもたまには襟付きノースリーブにミニスカートで

リン：うんうん????

カイト：膝上まであるソックス履いて

リン：うんうん……？

カイト：髪も２つ結びにしたら

リン：…………

カイト：涼しそうで、良さそうかもね☆









リン：…………(｀Д´¨¨¨)




レン：――ネルねぇみたいになりそうだよな(ぼそっ)

カイト：…………あ……υυυ



ポテチに手を伸ばすカイトとレン。
リンの視線が、怖かった。




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