入り込んだ部屋は音も無く
僕と君は冷たい床に寄り添った

なにも聴こえない なにも喋らない
問うことも笑うことも、消えてしまう

12の思念をばらまいても
おなじ場所に居られない

36の希望を抱いても
反転した箱に振り回される

時間も無く温度も無く息も伝わらない

( 聴こえるかな? )

ぼくは耳をふさいで隣の君に問いかける

笑ってよ
笑ってよ
笑ってよ

君は笑う 睫毛で頬に陰を
手に真っ白なキューブを抱いて

0の確率で絶望を呼び
2と-1で箱を壊してしまおう

君は床を割って無い扉を造り上げた

( 何処に行くんだい、 )

ぼくは瞳を閉じて線の向こうを拒絶する



見えない世界。キューブを棄てた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キューブ

この世界はきみにとって何番目の幸せだったかな

閲覧数:89

投稿日:2011/07/01 00:48:34

文字数:311文字

カテゴリ:歌詞

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