へのへのもへじを 書いて
直ぐに 破り捨てた ノートの端
教室の片隅から 顔をだして 僕を責め立てる

ホントに伝えたい気持ちも
僕は弱虫で言えなくて

君は ヒーロー
夏の暑い日に 手を差し伸べてくれた君
僕の ヒーロー
冬の寒い日に 笑顔で励ました君

いつでも


缶けりしたら寂しく 響く
午後5時の 放課後
転校する知らせだけ 重く 僕の心を叩くよ

いつかは伝えたい言葉を
少しだけ勇気をください

だから そうさ
君がいなくなる その前に歩いてゆきたい
だから そうさ
赤射すグランドで 僕は今 君に告げる

「好きだよ」


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

僕のヒーロー

カナさんの曲
http://piapro.jp/t/_hQm
に寄せて

詞元の曲は、とても情感のあるメロディでした。
練習用でもいいという事でしたので、リラックスして書いてみました。

■後記
作曲者とのやりとりで、殆ど話しているのですが、ただ、この詞のテーマは、ヒーローという言葉が示すように、勇気もテーマになっていて、それも恋愛における勇気や誠実さが大きなテーマになってます。

たぶん、少なくとも私はそうだったんですが、はじめて告白する時って凄く勇気が必要で、しかも、うぶな人がそれをするというのは、本気で思いつめた結果としてじゃないと出来ない。凄く好きだから、凄く怖い。また告白される事も、それが真剣な告白なら、付き合わなくても凄く嬉しくて、それは何十年たった今でも覚えていたりする。
だからたぶん、告白した男の子にとっても、告白された女の子にとっても、例えそれっきりで会えない事だとしても、その後の人生への大きな出来事になると思う。キラキラとした記憶として残ると思う。

閲覧数:179

投稿日:2013/03/25 19:23:45

文字数:272文字

カテゴリ:歌詞

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