儚月観上げる天壌で
「儚月観上げる天壌で」
叢雲 連なって 円も瞑る
幽し色 真闇の夜に 凛と添えて
一片 蛍火は指先に消え
刹那の編 まるでその星霜の黙
儚く淡く照らす月は別つ空に浮かんでる
観上げて魅惚れ見通す月は鍵
匣に隠してた黒も塗り替え
卜書 貫いて まほろば 烟る
離れなで 言 虚空の世に 朧に睡
短し光は燃えて 手を伸ばす 掴みきるまで
儚く淡く照らす月は別つ空に浮かんでる
観上げて魅惚れ見通す月は鍵
匣に隠してた
災禍も凶も祓う月は慶事の式に揺れてる
観上げて魅惚れ見通す槻は鍵
淵に閉ざしてた黒も塗り替え
忘れえぬ稚きなし頃憶えば
儚く淡く照らす月は別つ空に浮かんでる
観上げて魅惚れ見通す月は鍵
匣に隠してた
災禍も凶も祓う月は慶事の式に揺れてる
観上げて魅惚れ見通す槻は鍵
淵に閉ざしてた
儚く淡く照らす月は和む空に輝いて
観上げて魅惚れ見通す月は鍵
匣に隠してた黒も塗り替え
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