A
開いた空の傘 空気は澄んでいて
たゆたう水の音 草木は青々と
海沿いあの村に 彼女は住んでいて
毎日短めの 歌を歌ってた

 B
村人は言う 「それは何だと」
何もかもある 世界ただ一つ
忘れられた歌 変な目が見る

 S
どんな人も 知ってるおとぎ話
どこの子でも 怖がるおとぎ話
昔々 人食いローレライ
歌う彼女 人々は重ねた


 A
曇天でも空気は それでも澄んでいた
流れる水の音 激しく雨告げる
海沿いあの村の 彼女は歌わない
みんなが止めていた 歌を歌うこと

 B
歌はなくても 村は平和で
海の向こうから 飛んだ火が一つ
平和ぼけ村 すぐに飲み込んだ

 S
どんな人も 知らない消えた村
聡い人すら 知らない消えた村
昔々 岩場のローレライ
歌わないのに 村が消えてた


 C
歌うこと 捨てられず 誰も来ない 岩場で一人
歌うこと 続けてた 誰もいない 悲しみに一人
誰もいない 誰もいない
火が一つ 火が一つ


 S
どんな人も 知ってるおとぎ話
どこの子でも 怖がるおとぎ話
昔々 人食いローレライ

彼女は歌う 叫べよ声の限り
彼女が歌う 心を声に変えて
昔々 歌ったローレライ

彼女は歌う いつかは声よ届け
彼女が歌う 忘れた愛の歌を
昔々 継がれたローレライ
平和の歌 いつか届け


 アウトロ(S)
どんな人も 知ってるおとぎ話
どこの子でも 歌える童歌
昔々 叫んだローレライ
今は誰もが 歌を歌う

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ひとくいローレライ(仮題) 作曲 ボカロP 募集

平和の歌を歌った、ひとくいローレライのお話。
…アイデアノートの消費が追い付かない(在庫:B5ノート二冊弱)
いつもはもっとややこしい歌詞を書いていますが…いやはや。たまには直情的に書きたくなるものです(笑)
※直情的と言いながら、タイトルから二つ意味を持たせているのは内緒
作曲者様、ボカロP様を募集したいと思います。
期限は設けず、こちらのイメージに合うものが出され次第採用させて頂きます。

閲覧数:241

投稿日:2015/05/02 22:58:24

文字数:624文字

カテゴリ:歌詞

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