浮かんだ 遠い朝日に
儚く 声を散らして
見知らぬ 風は吹き抜け
青空に しみわたる 孤独さ

砂漠の日が沈むとき
寒さが土地駆けてゆく

躊躇は 時計を止めて
慟哭 道を塞いだ
目指した 歴史は叫ぶ
この土地を 包み込む 不安を

蹌踉(よろ)めく重い足取り
切なく声を響かせ
見慣れぬ 砂は吹き荒れ
星空に澄み渡る静けさ

景色も知らない土地に
怠惰は 胸を掠めた

時計は止まることなく
嘆叫(たんきょう)耳を塞いだ
離れた標(しるし)は語る
戻らないこの星の未来を

荒野に 鐘が響いて
再び 道が始まる

決意は 時計動かし
渇望 道を開いた
目指した 未来は叫ぶ
この星を 包み込む 希望を

刹那に 息を漏らして
憧憬(しょうけい) 虚空を描く
届かぬ 祈りを前に
永遠の幸福を願って

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

廓寥 Full ver.

孤独な星に残されても、希望だけは捨て切れなかった。

閲覧数:168

投稿日:2021/10/27 01:16:45

文字数:351文字

カテゴリ:歌詞

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