深い闇を真っ直ぐに 覗き込み続けていた
焦がされたこの瞳では 貴方しか見えない

玉石混淆は世の定め
己が玉だと疑いもなし
誰も彼もが崇め讃え
平伏すは惨めな石の倣い
瞬きの間に時は流れ
然れども望まれるは「期待通り」
畢竟過つは人の稀
赦されぬ瑕疵と常付き纏う値踏み

一等憐れなる石の風聞
浮足立つ心で眺め行かば
天与の雷がその瞳を焦がし
宝玉は只石と立ち尽くす

暗澹へと手を伸ばしたら
今も遠き我が世の春

「鏗鏘と疾く響かせよ
鉄中錚々なら価値はなし」
騒ぐ己が身の無様さえ
省みぬ愚者には天誅を!

睥睨 顰みに効い続けたとて
彼岸に手の届く理もなし
延々神のように崇めていても
屹度一瞥すら呉れないでしょう
真偽顛倒は認められない
魚目燕石も惑わせやしない
彼日眺めた石の一欠片
何様玉も偏に下らない塵芥

あー、論外だ!

漆黒 待ち受けるは獄の沙汰
「アンタら如きお話になりゃせんわ」
桎梏引き千切って見渡せば
彼岸に辿り着けどこの目は何も映さじ!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

論外 / 初音ミク

猿真似を続けたところで、死人に届く訳もないでしょう。

YouTube:https://youtu.be/al0sRw7U0rY
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/watch/sm43790023

閲覧数:63

投稿日:2024/05/17 20:42:22

文字数:433文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました