「沢山の本を読んだの」
そう全てを知った様な事を言う
眼鏡をかけたあの子も
伏し目になる予想外の出来事

雨が降っていたよ
少しの喧騒もかき消すほど
退屈しのぎに寄った図書室
揃えた紙と髪の君

話をしたんだよ
ありふれた話題を沢山紡いだ
雨上がりの空が幕を下ろした
物語の序章を

君はまだ知らないままさ
この世界では使い古された
題材を 表現を
お互いに上澄みのままでさ

今それを
本物にし始める
勇気を出して
少しだけ時を止めて

「沢山の本を読んだの」
そう全てを知った様な事を言う
眼鏡をかけたあの子も
伏し目になる予想外の出来事

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

図書委員

閲覧数:37

投稿日:2021/07/03 05:44:16

文字数:273文字

カテゴリ:歌詞

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