主に歌詞を書きます。
プロフィールを見るイチオシ作品
投稿作品121作品
もっと見る-
熱い季節と流れる汗が
ふとした間違い 侵させる
ほっとかれて熟れた果実
未熟な牙がかじり取る
団地の階段は無機質
乾いた音が鳴り響く
古びたインターホン押せば
錆びたドアの音が軋む
蝉の声が聞こえるな
残り少ない命を燃やして...熟れた果実
-
言葉を紡いで幾星霜
数多の言葉が行き交った
そんな世界で生きている
アタシの歌は何処へ行く
この世に魔法があるのなら
どうにかなるかもしれないね
けれど楽して生きていけるなら
その意味を探してしまうんだね
マイクの前でまた髪を結い直す
言葉を紡いで幾星霜...字綴り
-
例えば駅構内を歩いていて
曲がり角から現れた
スマホ片手に夢中になって
ぶつかっても知らん顔
そんな奴に遭遇した感じ
あなたに会いたくなかった
適当に回したチャンネルで
恋愛のアレコレを語ってた
自分には縁のない話かなと
聞き流していたつもりだったけど...あなたに会いたくなかった
-
溜め込んだ気持ちが溢れ出し
キミを傷つけてしまった夜
それでも笑顔を絶やさないキミが
逆に怖くなったんだ
ひび割れたスマホが映す顔
左手で目元を隠したキミは
何を想っていたんだろう
何を感じていたんだろう
僕はキミのことだけしか見れないけれど
キミは一体誰を想っているのだろうか...危険人物
-
初めて顔を合わせたのに
まるで習性のように微笑んだ
愛想だけなら分かるけど
腕を組んできたのはどういうこと?
逸る動悸をひた隠す僕を見て
君はまたニヤリと微笑んだ
面白がっているのかな
それとも思い通りにいったから?
引っかかって初めて気付く罠を
君はたくさん仕込んでいて...悪魔的
-
誠心誠意、お詫び致します
そうあの人は言った
これからどうする、って聞いたら
何も言わなくなった
時間だけが過ぎたら
いつのまにか許されてた
軽くイジろうもんなら
こっちが悪者になった
はっきりしてくれよ
これは誰もが望んだ形?...黙秘権
-
最初は無色同士
やがて染まっていき
混じり合った先で
色あせぬ恋となる
だけど時が経てば薄くなり
やがては色褪せていく
だから塗りたくり塗りたくり
色褪せぬ恋を護ってく
色恋
-
ねぇお願い見捨てないで
このままでいさせて
私に出来ることなら
いつだってなんだって
不自由に縛って
飽きたら使い捨て
他人から見たら最低
でもアナタしかいなくて
この関係に役割を付けるなら
誰がヒロインで誰が悪役?...悲劇
-
舌から痺れる電磁波
熱く溶けてく脳みそ
戻れない快楽と
ドーパミンと脳みそ
甘えてばっかりの赤ん坊
わがままばっかりの聞かん坊
大人しくしたらご褒美よ
危険なアソビを教えてあげるよ
初めてを知るまではきっと
子供のまんまなんだろう...溶かす
-
FEEL IT
君と僕が居れば
そこは二人だけのステージさ
手を繋いで踊れば
そこは二人だけのステージさ
愛し合ってる二人なら
キッカケなんていらない
触れ合えば始まる
君と僕が居れば
そこは二人だけのステージさ...FEEL IT
-
予定に無かったお出かけ
君のわがままで
僕の休日は潰れたんだけど
悪い気はしないよ
君がいなかったら僕は
きっと何もせず
流れる時に身を任せて
何も無いままだったから
ねぇ 何処に行きたいのかな
何処にだってついて行くよ...フタリデイズ
-
もしも僕に牙が無ければ
君に優しい言葉を言えたのだろうか
もしも僕に爪が無ければ
君を優しく抱きしめられたのだろうか
狂った後じゃあとの祭り
後はもう吠えるだけ
虚しさが空回るいつだって
強いだけ強いだけの獣
愛したくても間違えるいつだって
強いだけ強いだけの獣...獣
-
他人から見ても
自分から見ても
恐らくこれから先
碌なことにならない
ゲームならすぐに
止めることが出来るけど
現実はそうはいかない
如何ともし難い
人生を終わらせるにも
苦労する世の中だから...転生
-
つぶらな瞳を光らせて
わんわんわんと吠えまくる
冷えた鼻先を尖らせて
わんわんわんと吠えまくる
犬 ありのまま生きてる
片手にビニール袋
リードをつけて散歩
定位置は町の隅っこ
守るはエチケット
知ったことではない...犬
-
玄関を出る前から
高なっていた胸の鼓動
ポケットの中には
事前にリサーチした情報
退屈なルーティーンから
少しだけ抜け出せる様な
そんなワクワクをくれる
沢山のアイデアを
「お待たせいたしました!」
口火を切った幸せは...エブリデイ
-
冷たい風が吹く頃には
夜が来るのが早くなって
道行く人は心の隅っこで
帰りたい気持ちを募らせる
ある人はカフェで時間を潰し
ある人は仕事が終わらない
ある人は楽しそうに笑いあい
ある人は俯いて街に消えていった
街の灯りは全てを照らす様で
全ての人を照らしてる訳じゃない...街色