1 とんぼ とんぼ 赤とんぼ
  だれが赤い 色つけた
  千年前から 赤かった
  夕焼けよりも 赤かった

  とんぼ とんぼ 赤とんぼ
  お前はりぼんじゃ ないだろか
  日暮れの河原で 失くして泣いた
  あの日のりぼんじゃ ないだろか
  
  とんぼ とんぼ 赤とんぼ
  ごらんよ髪も 短く切った
  赤いりぼんは もう似合わない
  明日は小指に とまっておくれ

2 とんぼ とんぼ 赤とんぼ
  だれがとんぼと 名をつけた
  千年前から 呼ばれてた
  返事もせぬのに 呼ばれてた

  とんぼ とんぼ 赤とんぼ
  お前は手紙じゃ ないだろか
  薄日の庭で ねえさまが
  焼いてた手紙じゃ ないだろか
  
  とんぼ とんぼ 赤とんぼ
  やさしく風に 読ませておくれ
  夕陽に読んで 聞かせておくれ
  それから黙って ただ泣いとくれ

  

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季節の脇道 とんぼ篇(曲化済)

「季節の脇道」というシリーズ名で連作を考えていて、その第2作。
大人も楽しめる童謡集ができたらなと。

閲覧数:204

投稿日:2019/01/17 10:57:48

文字数:389文字

カテゴリ:歌詞

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  • Lin

    Lin

    使わせてもらいました

    こんばんは
    詩を読ませていただいて、こんな音が思い浮かびました
    よろしければ、聴いてみてください
    https://piapro.jp/t/YlzQ

    2019/04/14 23:31:33

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